シャントエコーについて
Shunt ultrasound シャントエコー
早期発見・早期治療でシャント閉塞と穿刺困難を未然に防ぐ
当院ではシャント閉塞や穿刺困難を防ぐため、基本の「診る・聴く・触る」だけでなく、独自のスコアリングシートによる事前評価と迅速なシャントエコーを組み合わせた管理体制を徹底しています。 穿刺困難が生じる前に兆候を確実に捉え、早期発見・早期治療でシャントを守ることを最優先にしています。
シャントエコーを適切なタイミングで行うための事前評価
独自スコアリングシートで毎回の状態を“見える化” 当院では、毎回の穿刺前に視診・触診・聴診の12項目をスコア化し、シャントの状態を客観的に評価しています。
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スコア基準
- 3点以上: シャントエコーを実施
- 5点以上: 専門医療機関へ迅速紹介
この明確な基準により、穿刺困難が生じる前に異常の兆候を確実に把握できます。
※②狭窄音聴取については、スコアが1点であっても小さな異常のサインとして捉え、スタッフ間で情報共有しながら継続的に確認しています。 ※⑪⑫の腫脹については、「前回との比較(経時的変化)」をスタッフ間で情報共有しながら継続的に確認しています。
スコアが基準を超えたら、迅速にシャントエコーを実施
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1.迅速なシャントエコーの実施
シャントエコーを速やかに実施し、以下の項⽬を詳細に評価します。
- ⾎液の状態: ⾎流量が不⾜していないか、逆に過剰ではないか。
- ⾎管の構造: ⾎管が狭くなっていないか(狭窄)、蛇⾏していないか。
- 合併症の有無: スティール症候群、静脈⾼⾎圧症、再循環がないか。
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2.治療⽅針の決定
エコーの結果に基づき以下の判断を迅速に下します。
- 穿刺部位の変更: ⾎管の状態に合わせて、刺す場所を調整。
- 治療(PTA⼜再建術等)の検討: 狭窄がある場合、カテーテル治療(PTA)や⼿術による修復が必要か検討。
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3.専門医・専門医療機関との連携
スコアが5点以上の場合は、検査結果を添えて速やかに透析専門医や血管外科などの専門医療機関へ紹介し、コンサルテーションを行います。
異常があれば迅速に治療へつなげ、シャント閉塞を未然に防ぐ
シャントエコーで狭窄や血流低下、血管壁の変化などの異常を確認した場合、速やかに最適な治療方針を決定します。 異常の程度や部位、血流への影響を丁寧に評価したうえで、院内で対応可能な処置は迅速に実施し、より高度な治療が必要な場合には専門医療機関と連携できる体制を整えています。 こうした早期の介入は、シャントの狭窄が進行して血栓形成や閉塞へ至ることを防ぐうえで非常に重要です。 異常を見逃さず、適切なタイミングで治療につなげることで、シャント閉塞を未然に防ぎ、安定した血流を維持しながら安全に透析を継続できる状態を守ることができます。
① 異常を見逃さないための『エコー評価』
② 遅れのない『迅速な処置』
③ 高度な『専門連携』
この3つの柱が連動することで、 当院はシャント閉塞を未然に防ぎ、 患者様が安心して透析を続けられる環境を維持しています。
「数値」と「経験」でシャントの未来を守り抜く ~3点以上で即エコー、5点以上で最優先対応~ 「数値」と「経験」でシャントの未来を守り抜く ~3点以上で即エコー、5点以上で最優先対応~
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当院のシャント管理の強み
- 独自スコアリングで毎回の状態を“見える化”
- 基準を超えたら直ちに超音波検査で早期発見
- 必要時は専門医へ迅速に紹介。治療までの時間を最小化
- 穿刺困難を未然に防ぐ運用を徹底
- シャント閉塞のリスクを大幅に低減
当院だからできる「+α」の強み
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強み①:シャントの“プロ„による熟練の目
スコアリングシートの結果だけでなく、長年の経験を持つスタッフが 血管のわずかな「硬さ」や「音の濁り」を鋭く察知します。
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強み②:チーム一丸の「即断・即決」体制
臨床工学技士・看護師・医師がリアルタイムでスコアを共有。 「5点以上」が出た瞬間、診療の枠を超えて最優先でエコー・紹介の準備へ入るチームワークが自慢です。
「おかしいな」を
「やっぱり大丈夫」に変える。
独自のスコアリング
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熟練の観察眼
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迅速な専門医療連携
―わたしたちは
一回一回の透析に妥協しません―